夢みる女の日常

日本人離れした生き方をしている女性の日々の出来事

回復力

おかげさまで、今週月曜日に発症した急性腰痛、いわゆるぎっくり腰が、きのうあたりから良くなった。職場に荷物を持って出勤したところ、上司から大丈夫かと心配されたが、体を動かすうちにさらに良くなった気がした。やはりぎっくり腰は安静にしてばかりいないで体を動かす事が必要なんだと思う。
実はぎっくり腰になったのは初めてでなく、多分今回で三度目くらいだと思う。最初になったときは派遣された職場で通常の業務と違いパソコンの前で座りっぱなしの仕事をしていて、ある日、立ち上がろうとしても、腰が痛くて立ち上がれなくなった。何とか職場の人の助けも借りてその職場の出口までイスに乗ったまま行き、夫に来てもらい、何とか車に乗り込み、そのまま整骨院に向かったという忘れられない体験がある。非常に恥ずかしい体験であるが、同時に人の親切も感じられた体験であった。でも思い返してみるとそれでも多分その翌日には職場復帰した気がする。何日も休んだ覚えはない。
前にジムでエアロビクスから何かで無理をして、体を痛めた事があったが、その時も、痛めた翌日に無理して職場に行き、いつもスタスタと歩く私と別人のようだと言われて、荷物を持ってあげようとしたり、回りも気を遣ってくれた。二日目まではそんな状態だったが、三日目にスタスタと歩く私を見て、職場の同僚は目を丸くして、驚いていた。
それと同じで、おととい仕事を休んで、きのう復活した私を見た職場の人は私がぎっくり腰と聞いて、1週間くらい休むと思っていたらしく、しかも荷物を持ってスタスタと歩くので回復が早いねと言われたが、むしろウソの休み届けと思われなかったか心配である。
でも冬は年中風邪を引いてばかりいるような私だけれど、元来健康で持病などのない体に生まれた私はどうやら回復力は早いようである。職場の人に不審がられないかと思いはするものの、やはりラッキーだと思うし、病気の最中は弱気になるけれど、治ってしまえばなんのことはないと思える。
やはり人はこの回復力が大事だと思う。そして体だけでなく、心もこのような回復力のある人になりたいと思う。精神面では何とも言えないからだ。精神的に落ち込んだり、傷ついたりしたときも、すぐに立ち直れる人になりたいものだと思う。