夢みる女の日常

日本人離れした生き方をしている女性の日々の出来事

沖縄がポートランドやニューヨークと似ていると思うわけ

私は以前正確には4年前にオレゴン州のポートランドでの留学を終えて帰ってきた。そして、帰国前にニューヨークに1週間くらい旅行してきたので、その土地の持つ個性について比較対象できると思う。ここ沖縄は南国で年中大体暑くて、冬もあるが、本格的に寒いと思うのは大体2月の1週間くらいだ。北国に住んでいた人やポートランドやワシントン州に滞在していた私からすると今沖縄にも寒波は押しよせているが、気温からもわかるように大体本土の秋頃、11月位の寒さで、真冬はさっき言ったようにいつも大体2月のある1週間くらいだ。
それではなぜ、ポートランドが沖縄と似ているかというと、ポートランドは湿気がなく沖縄のようにあまり蒸し暑くない、しかし冬は雨が多い。沖縄もその点では同じだと思う。しかし、ポートランドの冬は長いし、雨がずっと降り続くところが沖縄と違うと思う。
さて、それでは大都会で超高層ビルがひしめき合うニューヨークと亜熱帯の小さな島沖縄がなぜ、ニューヨークと似ているかというと、実は沖縄は自慢出来ないが、夜型社会で夜道を歩いていても誰かがいるので、ある意味安心感があるのである。私がポートランドに滞在中、8時を過ぎて道を歩いているとほとんど人はいなく、10時を過ぎようものなら、私だけが通りを歩いているようなもので、ごくまれに散歩する人に遭遇して安心したことがあった。ポートランドでも街の中心地はむろん夜でも多少人はいると思うけれど、他の地域はそうではなく、私は特に田舎に住んでいたわけではないが、夜バスから降りた後の夜道を歩くのが怖かった。ニューヨーク出身のアメリカ人女性も、ニューヨークで夜外を歩くよりもポートランドで歩く方が怖いと言っていた。
なので、私はニューヨーク滞在中ハーレムと言うそれほど治安のよくないと言われる地区に1週間くらい滞在したが、夜遅く帰っても地下鉄には人がごった返していたし、電車を降りても通りには人々がいたので、まるで沖縄みたいだと思いながら、宿に帰って行ったのである。